書類送付後に融資を断られた口コミがフクホーだけなぜか多い理由
消費者金融の審査で重要な段階であるのが、書類送付です。書類送付というのは、借り入れの本審査に入る時の準備のようなものです。まず、私たちがお金を借りたいと考えて、消費者金融に申し込みをします。電話やインターネットで申し込みをして始まります。(参考ページはこちら→申し込みの方法はどうなってるの?)
消費者金融は、その申し込みを受けて、仮審査を行います。この段階では、まず、本人かどうかといった確認や、どのくらいの借り入れを希望しているのか、収入はどの程度なのかといった大まかなことを電話で聞くか、インターネットの申し込み欄に記入する程度です。
仮審査では、比較的多くの人を合格させます。なぜなら、この段階では、できるだけ広い受け入れをしておかないと次の審査で契約者がいなくなってしまう可能性があるためです。消費者金融としては、できるだけ多くの人と契約を結びたいと考えるのです。
仮審査を通過したあとに控えているのが本審査です。本審査では、仮審査で通過した人の中から、実際に借入契約を結ぶ人を選別します。この本審査の第1段階で行われるのが書類送付です。今回は、この書類送付について考えていきます。
(⇒仮審査と本審査について考えてみる)
そして、今回の話の焦点は、消費者金融のフクホーが、この「書類送付によって落とされることが多い」という口コミの多さの原因は何かという点にあります。
書類送付は何をチェックされるか
消費者金融の審査の一環である書類送付では、消費者金融側は一体何を調べているのでしょうか?
書類送付で求められるものは、本人確認書類と収入証明書類です。本人確認書類では、運転免許証やパスポートを持っていれば、そのコピーで問題ないですし、持っていなくても、公共料金の支払い明細や住民票などで代用することができます。
ちなみに消費者金融のフクホーで求められる本人確認書類は、住民票の原本です。
本人確認書類送付で消費者金融が知りたいことは、仮審査で申告した内容に間違いがないかどうかということです。通常、借入を申し込む際には、その内容で嘘を申告する人はほとんどいないといってもいいので、本人確認では特に注意することはありません。
注意することがあるとすれば、インターネットでも仮審査の段階で、間違った情報を入力して送信しないようにすることぐらいです。ですが、万が一間違えたとしても、書類送付の時に、電話等で訂正の連絡をすれば問題にはなりません。
問題は本人確認書類ではなく収入証明の方です。収入証明書は、基本的には給与明細書、源泉徴収書が必要になります。企業に勤めている人はこれらですが、自営業者の人は、場合によっては、収支報告書を作成する必要があるケースがあります。
しかし、今回テーマになっている消費者金融のフクホーでは、原則的に、自営業者の借り入れは認めていません。そのため、収入証明書に関しては、通常の会社員または、正規雇用者を対象としていることを前提に解説を進めていきます。
(⇒自営業がお金を借りる場合はこちら)
収入証明書で見られる点は、簡単に言えば、安定した収入があるかということです。ただ、収入があるというだけでは、審査に合格することはできません。特に、借り入れの希望額が多くなればなるほど、収入に求められるのはその額ではなく安定性(継続性)なのです。
(⇒融資で大事な事を学ぶ)
書類送付で落とされるのは何故か
仮審査では問題なく通過できたのに、いざ書類を送ったら審査ではじかれたというのは、一体何が原因なのでしょうか?
冒頭でも述べたように、仮審査ではできるだけ多くの人を通過させます。仮審査で落とされるのは、最初から明らかに適性がない者、情報詐称が認められる者(架空の住所記入や偽名、名義貸しなど)です。これらでなければ、とりあえず本審査に進めるのです。
仮審査とは、要は、審査を受ける資格があるかどうかを見ているに過ぎないのです。仮審査に通ったからといって、借り入れができるわけではありません。本当の審査は、この書類送付から始まるのです。
さて、消費者金融のフクホーは、金融事故などでブラックになっている人であっても借り入れができる珍しい消費者金融です。しかし、だからといって、ブラックになっている人で誰でも借り入れができるというわけではありません。
書類審査で落とす一番の理由は、返済能力に関して収入の内容が足りないと判断されるためです。特に、フクホーの審査は、入口こそ広いですが、ブラックの借り入れの場合、正規雇用者であることに加え、他社からの借り入れで問題がないことが求められます。
こうした条件を満たさないと、この書類送付の段階で弾かれることになります。
口コミの内容は信用できるか
書類送付で求められるものがわかったところで、インターネット上などで書き込まれている口コミの情報の信頼性について考えていきます。
インターネットで消費者金融の名前と評判について検索すると、やれ~の消費者金融は借り入れがしやすいだとか、~の消費者金融は審査が厳しいだとかいう口コミを見つけることができます。
こういった口コミは実際のところ、どの程度信頼できる情報なのでしょうか。また、口コミに扮した宣伝を見分ける方法はあるのでしょうか。
結論から言うと、口コミの信頼性はかなり低いと言わざるを得ません。その理由は、その口コミを書いた人間の質がわからないからです。同じ情報で言っても、それを発信したのが誰であるか、どんな人間であるかによって、情報の見方は全く異なってきます。
よく知らない人間が何か言ったところで、その根拠が分からなければ信頼できる情報とは言えません。そういった意味では、インターネットにある情報の中から、有益性があるものを見つけ出すのは非常に難しいのです。
「だったら最初から口コミなんてものは役に立たないではいないか!」と考える人もいると思います。確かにひとつの口コミだけであればその通りなのですが、口コミとは数を揃えてこそ、初めてその意味を持つものです。
たとえ同じ情報であっても、5人の人が言っているのと、100人の人が言っているのでは情報の確実性が異なってきます。当然ですが、より多くの人が統一された事を言っている方が、情報の信憑性は高くなります。
そういった意味では、フクホーの書類審査が厳しいという口コミが圧倒的に多いのであれば、それは事実なのでしょう。
口コミの量の考え方について
最後に、口コミの広がり方について解説していきます。口コミはどういった性質のものが多く集まるのかについてです。
まず、基本的なことからです。噂についてもそうですが、人は、悪い話をより広めようとします。また、自分が嫌な思いをした話が強く記憶に残るので、いつまでも引きずっています。
口コミにも同じことが言えます。例えば、ある会社にとって、良い口コミと悪い口コミが同程度あった場合、その会社の評価は5段階で表すと「4(やや良い)」になります。悪い口コミは良い口コミに対して広がりやすく、全体の絶対数が多いと考えられています。
そのため、悪い口コミが多いという理由だけで、その企業ないしサービスが悪いということにはならないのです。無論、悪い口コミしかないような場合は例外です。
消費者金融の例で考えてみましょう。200人の人がいて、全員同じような収入だとします。その返済能力はちょうど半分が書類審査に通り、半分が条件を満たせなかったとします。審査に通った100人と落ちた100人では口コミをする割合が高いのは落ちた100人の方です。
それをくり返すと、結果的に審査に通らなかったという内容の口コミが多く残ることになるのです。これが口コミの割合の考え方です。
つまり、単に悪い内容の口コミが多いからといって、その対象自体の評価が著しく低くなることはないのです。
【参考ページ】
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